ボクシングには二種類あります。プロボクシングとアマチュアボクシングです。

 

大晦日などにテレビで放映されるのはプロボクシングで、三分間のラウンドを4～10ラウンド闘います（世界タイトルマッチであれば12ラウンド）、。街中のボクシングジムは大体がプロボクシングジムです。

 

一方で、オリンピックなどで競われるボクシングはアマチュアボクシングです。ロンドンオリンピックでは村田選手が金メダルを獲得しましたね。

アマチュアボクシングでは１つのラウンドはプロと同様３分間ですが、ラウンド数は３つで、計９分間の闘いとなります。ただ、ラウンド数が少ないからと言って楽なわけではなく、９分間を必死に闘い抜くことになります。

現在プロで活躍し、世界王座まで上り詰めた内山選手、山中選手、井上選手などの偉大な選手たちも大学時代や高校時代にはアマチュアでプレーしていました。

 

グローブの大きさに関してもプロアマでは差があります。プロが8オンスのグローブを使用するのに対し、アマチュアでは10オンスの分厚いものを使用し、安全性を高めています。2オンスの差なんて…と思う方もいるかもしれませんが、触ってみれば違いははっきりと分かります。

また、プロが上半身裸でプレーするのに対して、アマチュアではタンクトップ型のユニフォームを着て闘います。またアマチュアでは、経験を踏むまでは試合でもヘッドギアを着用してプレーできます。

 

数々の違いはあるといえどもボクシングはプロアマともに情熱的で熾烈なスポーツです。肉体の強さに加え、精神をも強化することができます。

 

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